DfにAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dを

2017/09/20

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D NIKKOR Nikon Df

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D
モノクロで。黒も白も中間もきっちり諧調している感じがして気持ちがいい。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D
ややアンダーに。シャッタースピードを上げて水を止めてみる。光も影もしっかり解像してくれて好み。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D
F2開放。全体的に発色もマイルドか。135mmがつくる引寄せ感とボケのバリエーションは良い意味で悩ましい。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D
絞って写す鉄の塊。触ると冷たそうな硬質感を感じる事が出来る。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D
これも開き気味で撮影。意図せず手前の枝が前ボケ。遠くの親子がくっきり見える。やはり明るく撮るとマイルド。
AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D
少しアンダー気味にモノクロ。錆びた非常階段。実物よりも頽廃的。


Df+AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで撮影を。
Dfを持ち出す時は、単焦点を使う事が多い。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D。手元に届いてから数日開封もせず、当日装着という、はてさて想像もつかない導入だった訳ですが、当然ながら135mmは近い!想像していたより引寄せ感がありました・・・
これはまた、手強い代物だと思いながら、あちこち歩いてとりあえず撮影。ちなみに全てJpeg無現像です。
最近モノクロで撮るのはX100Fばっかりだったんですが、Dfで撮るのも楽しいですね。

さて、フィルム時代のレンズとは言え、私の用途では性能的に充分過ぎます。コーティングが前世代だから逆光に・・・とか、私はあんまり気にしませんから。オートフォーカスもスムーズだし。なによりこのサイズのレンズでオートフォーカスはありがたい(笑)
マクロプラナー100mmは、ガラスと金属の塊を持ったままピント合わせをするので、結構疲れます・・・その点AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dはオートフォーカス。それだけでも楽ちん。

ただし最短距離が稼げないので、マクロ的には無理かな。シャッターが切れません。空間が限られる室内とか向かないかもしれませんね。 でもF2という持ち前の明るさがなんとかしてくれるポテンシャルも持ってますから、いろんな場面で使ってみないとわかりません。
F2開放付近では、全体的にふんわり写ります。ボカしたい!という人にはいいかもしれませんね。

しかしながら、F2.8をこえたあたりから、解像感が上がってきます。もともとボケ自体が綺麗だと評判なので、よっぽどの事が無い限り、F2.8を下限にして使うことにします。
デフォーカス機能は残念ながら今回は未使用でしたが、これは使わずともかなりの良質ボケ写真が量産できそうなレンズです。とりあえずボカしたい好きな方々にはおすすめかも。 逆に絞ってかっちりした写真も行けますのでお忘れなく。

レトロというか、味のある写真という方向もアリだし、ポートレートなんかでは評判良いみたいですね。狭い使用レンジをどう使うか考えるのが楽しいレンズかもしれません。


Nikon Df + AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D