NIKOMAT FTN+NIKON Ai nikkor 50mm F1.2S+PROVIA 100F

2019/01/27

Ai nikkor 50mm F1.2S Nikomat FTN

今日は初めてフィルムカメラ。

Nikomat FTN
Nikon Ai nikkor 50mm F1.2s
PROVIA 100F
で撮ってみた感じをお伝えします。

ひょんなことから興味を持ち、衝動的に購入したのが
こちらの「Nikomat FTN」です。
↓↓↓↓
かなり使い込まれており、角面の黒の塗装が剥げて、地金が出てます。
でも、出品している方が、直前までちゃんと使っていた感じが伝わってきて、いろいろ見て回りましたが、コチラの購入に至った訳です。
ソフトレリーズは後で買い足しました。
本体の重厚感堅牢感共に申し分なし、です。ちょっと重いですけど、それはDfとて同じ事です。

更にこれに、Dfで使おうと購入しながら出番の無かった 「Ai nikkor 50mm F1.2S」を装着しての出動です。
フィルムはPROVIA100F。いきなりリバーサルかい!って言われそうですが、使ってみたかったからしょうがない。

まずは近所をブラブラして感触を確認しました。


露出が云々言われるとどうしようもないんですけど、まずは「楽しい!」です!
シャッターを切って、フィルムを送ってシャッターチャージ…。
デジタルにはないこの儀式を挟むだけで、カメラを操っているという感覚が指先から伝わってきます…。

「あ、今写真撮ってる」

って感じです。
シャッターもメカメカしくて、明らかに中で何かが作動している感じです(笑)
ついでにこのテンションのまま、七ヶ浜まで出かけてみました。
正直「これがリバーサルの力か…!」と驚きました。

風で流れる雲が明るさを目まぐるしく変えます。


ちょっと翳るとこんなふうに。

「海をポケットに入れて帰りたい」と言っていました。

陽が戻ると表情が激変。

さわやかですが、これ、1月2日です(笑)
 リバーサルで撮影する事は、当時プロがやる事でしたね。しかし今は、デジタル移行に伴い、リバーサルを使う人が居ない訳で、結果私のような末端の人間でも趣味として使いやすくなったのかもしれません。…とはいえフィルムは絶滅寸前。ましてや中判となると殊更厳しくなります。
リバーサルで撮ってよかったと思っています。だってこんなにきれいな「写真」が見れるなんて。初心者の方でも、ぜひ使ってみてほしいです。

最近は、デジカメで撮影しても、現像せずに、気に入った数枚をSNSに挙げる程度の事しかしてませんでした。 しかし今回、フィルムカメラを使ってみて、改めて「写真」というものに触れたような気がします。
デジカメで撮ってもPCやスマホに入ったままでは、それはデータのまま。やはり現像してプリントして形になって「写真」と呼べるのかもしれません…。
ましてやリバーサルで撮影してみて、そのフィルムそのものの美しさたるや、初めての経験でした。

ある人から「フィルムで撮ると写真観かわるよ?」と言われて「?」と思っていましたが、これはまさにその通りでした…。

今回使ったのは
Nikomat FTN
Nikon Ai nikkor 50mm F1.2s
PROVIA 100F

です。
 あ、そういえば、レンズについて触れていませんでしたね…。でもレンズの情報は、ネットで検索すれば沢山出てきますので、私としては「撮ってて楽しいレンズである」とだけ言っておきます(笑)。





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