Hasselblad 500C/M+Planar 80mm F2.8 CFが勝手に。

2019/01/28

Hasselblad 500C/M

Hasselblad 500C/M+Planar 80mm F2.8 CFが自宅届いてしまいました。
早速お作法の勉強をして、撮ってみました。
お作法については様々先人の皆さんが情報として提供してくださっているので、私はここでは触れませんが、正直「よくできている」という印象です。
電源入れて、即撮影!といった昨今のデジタルとは明らかに一線を画すこの手順。
寧ろ私にとっては好ましいとさえ思えるほどでした。
もちろん私が手に入れたフィルムバックは12枚撮り(ブローニー)ですから、一枚一枚に時間がかかっても、それは楽しいものです。
更には露出計もついてませんから、急いでスマホアプリで代用しました。
では恥を忍んで、試し撮りを上げていきます。
一緒に撮影に付き合ってくれた面々。
立体感すごいな。
歩きまわる猫。追いかけるので精いっぱい。ピント合わせが間に合いません。
何とかこの距離で撮らせてもらえました…。
逆光気味で撮ってみました。
赤い橋。気持ちいい描写です。
正直寄れません。そこまで考えたら金がいくらあっても…。
しっとり濡れた石の感じがいいです。
こちらも寄ってみました。限界ですね。
庭園。
撮ってみて気が付ける事は多いです。
まずは撮影した数枚に、左側が感光してしまっています。これは撮り方の問題なのか、カメラ本体の問題なのか。多分どっかから光が漏れていることは間違いないですね。
あとは当然寄れないです。でも、ウエストレベルで撮るには十分かなと。そこまで機材揃えたら、破産です(笑)。
そしてなによりファインダーが暗いですね。ファインダーで構図を見ながら、ルーペでピントをつかむ。そしてまた構図を揃えて…という作業は、思ったより楽しかったです。明るいファインダー?もあるようですが、これがデフォルトなら、しばらく修行するつもりで楽しみます。
今回は、 PRO400Hというフィルムを使ってみました。感度が高めだったので、もしかするとうまくいっただけなのかも。これで感度100のリバーサルを使ったら…。
ん~露出計が欲しくなりますし、この本体自体の機能が正常なのか確認したいし、正直オーバーホールしたいです…。
フィルムの沼は恐ろしいです。

しかしながら、このHasselblad 500C/M+Planar 80mm F2.8 CFの組み合わせは、いろんな不便を楽しみに変える力をもっていました。それは現像から上がってきたものを見た瞬間、理解できました。
80mmという距離感と、ウエストレベル、中判6×6のサイズから、ど真ん中に写したいものを写してしまいたい気持ちになります。

因みにレンズには★マークつき。これは日本の正規代理店仕様?らしいです。本体には見当たりませんでしたし、本来の購入時のセットではないようです。
とは言え、安い買い物ではありませんし、せっかくなので、この楽しい機械「Hasselblad」と長く付き合っていきたいと思います。


※この記事は加筆していく可能性があります。




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